お米、どうやら最強の主食だったらしい。

お米は最強の主食だった? 雑記

こんちは、まんじゅうです。

今回は、最近何かと買い込みで話題になっているお米の話。

どうやら、我が国・東アジア圏などで食べられているお米は

主食として最強だったらしいので今回紹介してみます。

じゃあ、いこうか。

そもそも主食が海外にはないらしい。

ヨーロッパ圏内やアメリカなど、主にパンを食べる様な生活をしている国では

日本のように

主食ーおかずー副菜だったり

主食を食べるために、おかずが存在する

のような考え方は存在しないようです。

例外として、フランスはパンが主食という感じでしょうか。

フランス革命は民衆がパンを求めて起こったということから

実質的にフランスではパンが主食と言っても間違いではなさそうですね。

話は戻って、考え方が存在しないのなら言葉も存在しないわけで

「主食」に該当する言葉は技術が発展して食べ物が溢れた

現代でもどうやら存在していないようです。

僕たちの感覚からしたら「じゃあ、パンってどういった区分け?」

ってなりますが、付け合せや「食べられる皿?」といった感じの

認識という感じでしょうか。

なんにせよ、海外には「主食」という概念がある国の方が

少数派のようです。

クソ雑魚ナメクジだった小麦と最強な米

の品種改良されて、肥料も改良された科学肥料を使用している

現代の小麦栽培ですがそもそも小麦自体が作物としてクソ雑魚のようでした。

奈良時代では1粒を水田に撒くと約10~20粒になり、

江戸時代になると1粒から約30~40粒ほど収穫できたそうです。

1粒撒いてどれだけ収穫できるかということを計算したものを

収穫倍率といいますが、これに当てはめて考えると

奈良時代:10~20倍

江戸時代:30~40倍

ということになります。

米の収穫倍率を確認したので、小麦の方の収穫倍率なのですが

中世以前と呼ばれる4世紀ごろまでは1つぶ植えると1~3粒。

15世紀半ばまでの中世ごろは1粒植えると3~4粒。

18世紀末までの近世ごろでは1粒植えると5~6粒の収穫だったそう。

つまり、収穫倍率で表すと

中世以前:1~3倍

中世:3~4倍

近世:5~6倍

となります。どう考えてもやばいでしょ。これ。

米と比べて5倍以上違うってどういうことなの・・・?

現代では小麦の品種改良によって収穫倍率は15~24倍まで

改善されているそうですが、

現代の全力で品種改良されたお米の収穫倍率は

130倍だそうです。どう考えても勝てません

本当にありがとうございました。

また、農作物には連作障害というものがあります。

これは、同じ作物を同じ畑や田んぼに撒いた場合

土の中の特定の栄養素を吸いきってしまったり、

病原菌の発生で食料に適さない作物になってしまうことをいいますが

お米には実質的な連作障害は無く、

小麦は連作障害が強烈に起こります。

そのため、小麦は他の作物を育てたり家畜を小麦畑で育てたりと

ローテーションで農業をしなければならないわけですね。

一方、お米はなんにもしなくても来年は同じ田んぼに

取れた米の半分などを植えればそのまま育ってくれるということです。

この最強クラスの植物であるお米のお陰で、米を主食としている地域の人口の合計は

それ以外の地域すべての人口を合わせた人口よりも多くなっているので

いかにお米が最強なのかが伝わるかと思います。


と、いうわけでお米の話でした。

この歳になってから地理や世界史の面白さに拍車がかかって

なんだかなぁと若干納得がいかないですが、面白さが伝わればと

思っています。

今、お米の買い込みなんかで話題になっているときにふと思い出したのが

「パンがなければお菓子を食べればいい」という言葉。

マリー・アントワネットが言った言葉と取られがちですが、真相は

全く違うようです。そういう意味でも面白いですよね。

今回はこんなところで。

じゃあ、またね。

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